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2020/05/22

マルモとひめ。その後

鹿嶋15頭のワンコたちは強い繋がりを感じます。


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4月20日
お昼、シェルターに行くと、異変を感じて、裏の犬舎へ。

雨の中、さくらがたたずんでいた。
雨が降っていて、みんな犬舎に入っているのにさくらだけが雨に濡れていた。
さくらを入れようと犬舎に近づく。


ご存知の人もいるかもしれませんが、私はマルモに嫌われていて^^;
犬舎に近づくとマルモが飛び出てきて、ワンワン吠えるのですが
今日は吠えなかった。

「さくら。どうしたの?」
徐々に近づいていくとさらなる異変を感じました。

床に何かある。

白い何かが落ちている?


すぐに白いものがマルモだと分かった。

「マルモ!!」
声をかけながら走って行ったけど、
「もうダメだ」と分かっていた。


急になんで?
昨日もオレに元気よく吠えていたのに。。



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2つほど前のブログで
「誰にでも飼育できるようなワンコに教育して、次の里親様にバトンタッチをする」
ことが目標と書きましたが


この鹿嶋15頭のお母さん(おととしの12月に亡くなったそうです)
は、本当に私の見本のようなボランティアさんだったんだと思います。


ピッコロ、マルモ、みはる、マギー、ポピー、ぐりのすけ、ひめ、くぅ。
大阪に行ったくるみ、ドリー、そら、むぅ、ホリー、ガンマ、チー

どの子も本当に飼育しやすい良い子たちでした。
苦労もたくさんあったと思いますが、本当に良い子たち。


その鹿嶋15頭のお母さん。
Nさんは、もう何十年も前から保護活動をされていたそうです。
迷子になっている子を保護しては、去勢避妊手術をして次の里親さんに繋げる。

今ではたくさんの保護活動家がいますが、
何十年も前は珍しい活動だったそうで、テレビの取材が来たそうです。
すると悪い意味で反響がすごくて、
来る日も来る日も玄関先に犬を繋いで放棄していく人が後を絶たなかったそうです。

そしてついにNさん宅には犬が60頭になってしまったそうです。
たった一人で。
養護施設より知的障害のお子さんを迎えて、その子の養育もしながら
60頭の犬の飼育はお金もかかったろうし、大変だったと思います。


そして地道な活動が実を結び、ついに14頭になったとき
マルモがNさん家に来たそうです。

マルモはもとはNさんの協力ボランティアさんの保護犬だった。
けどNさんとそのボランティアさんで揉めてしまい、
押し付けられるようにしてマルモがNさんのお家に仲間入りをした。

そしてNさんは脳の病気を患い、15頭を残したままを活動ストップし、
意識が無くなり寝たきりになって入院しまったところで
CAPINに相談が来ました。


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10頭をCAPINに渡してもらった後、

「この犬はトラブルの元だから、いらない」
という知的障害の義息子さんより衝撃的な言葉と共に渡されたのが
マルモ
マルモでした。

15頭の中でピッコロとマルモは人慣れがイマイチだった。
ピッコロは怖がりで単に他の人と接触がなかったから慣れなかったのと対照的に
マルモは現地にいるときにはお世話に来てくれる人にもギャン吠えしていたそうです。


そしてシェルターでは私もギャン吠えされてた^^;
もちろん、マルモに危害を加えたことなんてありません。


マルモ


今、思えば、マルモは置かれてきた状況に不条理を感じて、現地でお世話していた人や私に
吠えていたのかなと思いました。

マルモ


嬉しかったのは、
マルモもピッコロと同じようにたくさんのボランティアさんに愛されていたこと。
たくさんの人が悲しんでくれて、
これはマルモが遺した財産ですよね。

ご家族の元で旅立つことは出来なかったけど、最期はNさんと同じように愛してくれた
「お母さん」がたくさんいました^^

マルモ。最期がオレでごめん。
でも、ありがとう。



マルモ


これは私が最初に撮ったマルモの写真ですが
ここに最期をCAPINで迎えたワンコがもう1頭います。



ひめ
ひめです。



現地ではマルモは一匹狼でした。
でもひめは、誰にでも優しく接するみんなの長女的なお姉さんワンコでした。


ひめは2018年の5月に保護
10月までは最初の預かりさんのお家にいて
それ以降はTさん宅に預かってもらっていました。

当初10歳ぐらいと言っていましたが
超高齢で亡くなった時の推定年齢は17歳。
ちょっとサバよんでいましたね^^;

元は大型犬だったけど、老齢で小さくなったのではないかという診断も受けました。
写真のように元気に里親会に出た時もあったけど

2019年の春ごろには食べが悪くなり、補液のお世話になっていました。
「夏までは持たない」
と言われて、夏を超すことが目標で生きてましたが

最終的に亡くなったのは、2020年の3月1日。
ひめも預かりさんもよく頑張りました^^


定期的に頂いていたひめの報告の写真は
ひめ
ひめ

超高齢なのにいつもきれいな被毛のひめでした。

預かりさんがどれだけ手をかけてくださったのかが分かります。

そして、きれいな姿を見せてくださっていた預かりさんの優しさですよね^^


食べが悪くなってしまっていて、シェルターからシニア用のフードを送っていましたが
それもいつもたくさんのボランティアさんがアドバイスをくれたり、手伝ってくださっていました。


お葬式には
ひめ
ひめ
いつもひめを気にしてくださっていた預かりさんのお友達がたくさん駆けつけてくださったそうです^^


私は行けなかったけど、良かったなって思いました。


ひめはたくさんの人にお世話になりました。
ありがとうございました。

マルモとひめ
それぞれ里親決定をしてあげられませんでしたが
どちらも幸せだったのではないかと思いました。



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このブログ記事のタイトルを書こうとしたら
「マルモとひめ」
は2回目でした。
1回目はこちら


2年前の5月。
15頭の強い結びつきを感じました。


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コメント

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Re: 鍵コメさん

ありがとうございます。
体調は咳が出なくなり、あの忌々しい(笑)薬も飲まなくてよくなり100%回復です!

ブログを見てくださっているかたが案外(笑)いらして
心配してくださって嬉しいです^^

マルモはやっぱり保護してきた子なのでショックでしたが、
たくさんのボランティアさんに愛されていることが分かって嬉しくも思いました。
でもやっぱり突然死ではなく、もっと楽しい思いをしてもらいたかったとも思います。

ボランティア活動はいろんなことがありますが、私は私の出来る範囲で頑張っていこうと思います。
コメントありがとうございました!