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しみゃおとマリ時々ジュリナ

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2019-02-12 (Tue) 16:19

1日1日のキセキ。

2月10日。日曜日。
鹿島15頭のピッコロが亡くなったと電話を頂きました。

譲渡の活動中のことでした。

その後、もう一つ譲渡活動を終えて、シェルターボランティアに入っていたので、ピッコロに会いました。

ピッコロ

亡くなってまだ何時間も経っていなかったのですが、きれいな花にピッコロは包まれていました。

もちろん悲しかったけど、出てきた言葉は
「良かったね、ピッコロ・・」
でした。


゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。たくさん泣いた日。゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

8月29日の事。
前日ピッコロの身体に異常があり、通院に行くと聞いていました。
「そうなんだ」
ぐらいにしか思っていなかったけど、もらったLINEをみて、あぜんとしました。

「悪性リンパ腫ステージ5」
「余命1ヶ月」


言葉が出ませんでした。


その直後、医療の活動をしてくださっていてピッコロをその日病院に連れて行ってくださったぷうさんから電話を頂きました。

一瞬出るかどうか迷った。
お昼休み中とはいえ、仕事中にその話を冷静に聞けるかどうか分からなかったから。
迷ったのはほんの一瞬ですぐに出ました。

自分の言葉で私にすぐに直接伝えてくださろうとしているぷうさんに「出ない」は失礼だと思ったから。

でも、聞くだけ。
にしようと思った。
聞くだけ聞いて、あとでじっくり考えようと。



ぷうさんから出てきた言葉は誰の話をしているのか?ピッコロの話なのか?分からなかった。
「悪性リンパ腫ステージ5・・・」
「余命1ヶ月・・・」
「ギリギリの状態・・・」
「いつどうなるか分からない・・・」


うん。うん。
と聞いてうつむいて、寄り掛かっているテーブルの上に自分の涙が見えた。

あれ。オレ泣いているんだ。。。

「どうして?ピッコロ・・・」
「やっと安心して暮らせるようになったんじゃない」
「シェルター楽しそうにしてるじゃない」
「お散歩楽しそうにしてるじゃない」
「みんなが”カワイイ”って言ってくれてるじゃない」

ただ聞いているだけのつもりだったのに、ピッコロの事を考えてたら、ナミダのピッチは早くなって
ポタポタとテーブルの上に落ちていってた。

すると「うん」という短い言葉も震えていて、それに気づいたぷうさんに
「辛いね、しみゃおさん」
って声をかけられたら、もうおじさんの涙は止まらなくなりました。


******************************

カルテ
これは14頭(のちに15頭)レスキューの際に私が作った医療記録表です。


13番マルモ
14番ピッコロ

この順番は偶然じゃないです。


このレスキューの現場に最初に行った日。
DSC_0063_20171205232919130.jpg

「全頭写真に撮って、里親さん・預かりさんを見つけよう」
という話になり、
私は全頭写真を撮り、14頭の名前を頭に叩き込みました。


みんな人馴れして寄ってきてくれたけど、2頭足りない。

1頭は逃げ回って写真が撮れなかったマルモ。
もう1頭はテーブルの下に隠れて小さくなっていたピッコロでした。
ピッコロ

このレスキューの最後に覚えた名前がマルモとピッコロでした。



その後の病院の往診でも
「ピッコロ(とマルモ)は人が怖いから、外には出せない」
ピッコロ (2)
言われ、一応外には出ましたが、怖くて暴れて家の中に抱っこで戻っていくような子でした。

ピッコロをレスキューしたときも捕まえるのに苦労した。


当時私は無責任にも
シェルターに入れるだけ入れて、シェルターワークはしない。
というスタンスでしたので^^;


「この子のことはシェルターボランティアさんたちも苦労されるだろうな」
と思っていました。

その後のピッコロのシェルターでの伸びや、愛され具合はご存知の通りです。



亡くなった犬に対して放つ言葉では無いかもしれませんが
「良かったなぁ」
って思います。

犬にはいろんな生き方があり、運命があり。
ピッコロもその運命に左右された犬でした。


鹿島15頭は、本来
「鹿島18頭」だったそうです。
2017年の夏に3頭連続で亡くなって、庭に穴を掘って埋めてもらったと聞きました。
病気だったのか?温度管理は全くできない家なので熱中症だったのか・・・

3頭は名前を呼んでもらうこともなく、そのまま犬生を終えました。

それからすると、愛されたピッコロは花をたくさん添えられて見送って頂いて幸せだったと思います。
DSC_4474.jpg


余命1ヶ月
から、5ヶ月以上ピッコロは生きました。

マルモの存在をみなさんは話していますが、私はマルモもそうだと思うけど、
ピッコロにとって大きな存在はシェルターボランティアさんたちの愛情だったと思います。

ボランティアさんの愛情が1日1日の奇跡を起こし、長く生きられたんじゃないかと思っています。



私は何も出来ませんでした。。
みなさん、私の分までピッコロを可愛がっていただき、たくさんお世話をしていただき
ありがとうございました。

最後、見送りにも行けなかった。

結局、私は何もしてあげられなかった。

でも嬉しかった。

たくさんおいしい支援物資をありがとうございました。
私が里親会に出られなかったときも、ピッコロの里親探ししてくださってありがとうございました。
かわいがってくださって、ありがとうございました。


ピッコロは幸せを感じながら旅立ったと思います。

でもやっぱり思ってしまう・・・。

ピッコロ。
次の犬生は大好きな誰かのそばで平穏な一生を。。
ピッコロ




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最終更新日 : 2019-02-12

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