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2017/12/23

カレンのお話。

12月20日15時50分
私の携帯に電話がありました。
「月曜日(18日)の朝から鉄塔に犬が繋がれている。その犬は腹に子供を抱えているようだ」

仕事中だったため仕事を早めに終わらせて現場に直行。
暗くなる前に行きたかったけど。着いたのは17時でした。



その子はライトを向けた私の方を見てた。

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大きな段ボールの前の毛布の上に座っていたその子は私が近寄ると前に出てきて唸っていました。

お腹、想像以上に大きかった。
お腹の子を守るために唸っていたことはすぐに分かった。

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その傍らには
水の入ったバケツ
フードの入った箱
器にしていたザルが置いてあった。

「いったい何のつもりか?!」
最後に優しくしたつもりなのか?
その子はずっと低く唸っていた。
私はおやつで仲良くなってリードを付け替えて、病院に直行した。

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病院にて。
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エコーで赤ちゃんがお腹にいるのを確認
心臓、ちゃんと動いてました。
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レントゲンで7匹ぐらいはいっていることを確認。大きさも均等で「順調でしょう」とのこと


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血液検査の結果は少しの飢餓状態と少しの貧血がありました。

フィラリア検査は陰性。

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この日は私の家で寝てもらいました。
静かにゆっくり眠れたようでした。

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翌日、わが家には調子の悪い子もいるので一緒に会社に出勤。

私は午後から警察の現場検証に立ち会いました。
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これは犬を誰かに託した話じゃない。
命を粗末にした事件です。

現場には次々に人が来て私がくる以前のこの子の話をしてくれました。

繋がれたのは前日の日曜日の午後5時から8時の間だったこと。
「繋がれっぱなしで可哀想だから」と逃がしに来てくれた人を咬んだこと。
「もうお腹の子供ごと家で面倒見よう」と迎えに来た人を咬んだこと。
「落ち着くまであの子に触ることは難しいけど、せめて寒さをしのがせてあげよう」と大きな段ボールの箱にタオルを入れて持ってきてくれた人がいたこと
バケツに水を入れて持ってきてくれた人がいること。
「ご飯を全然食べないから」と違うフードを持ってきてくれた人がいたこと。

ただ、その人たちが何をやってあげても、あの子は元の飼い主が敷いていったシーツの上を離れることなく、ジーっと坂の下を見つめていたそうです。


迎えに行ったあの時
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あれはライトで照らした私を見たわけじゃない。
ずっと坂の下を見ていて、たまたま私が同じ方向から来たんだ。


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このお母さん犬に「カレン」という名前をつけました。


ごめんね、カレン。迎えに来たのはカレンの望んでた人じゃなかったけど、カレンの望んでいる以上の人生を
ボランティアさんみんなで力を合わせて導いていけるように頑張るからね。

カレンは車に乗ってCAPINボランティアのミユキさんと待ち合わせ場所へ
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おやつで仲良くなってもらって

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少しお散歩をして

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車に乗って。

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「お世話になりました☆またね!」



とっても従順でとっても可愛いカレンちゃん。
元気な子供を産むんだよ!!

私は今日はカレンロスです(笑)
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